No.2209 コンテンツ東京
テーマは「時計じかけのオレンジ」スーパーホワイトに拘ったデザイン
■ Event / コンテンツ東京 (映像・CG制作展)
■ Venue / 東京ビッグサイト
■ Size / 9m×6m (6小間)
コメント
【業種/出展内容】
映像制作/動画制作/ブランディング
【プランナーより】
映像制作のプロで普段は監督でもある社長様にブースの方向性を決めていただきました。安っぽい表現になってしまういますが、カリスマという言葉が似合う方でいつも楽しくお仕事させていただいております。
お打ち合わせ時にテーマはスタンリー・キューブリックの代表作「時計じかけのオレンジ」をテーマにしたモノトーン調のスタイリッシュなブースにしたいと与件をいただきました。ビジネス色の強い展示会では、こういったアート寄りなご要望をいただくことは意外にない為、デザインチームで会議を重ねてあれこれ考えさせていただき、まるで青春時代に戻ったかのように夢中で考えました。
進行の中でヒントをいただきつつ、不思議で不気味で、なのに導線に向けた訴求力のあるランダムモニタータワーをアイキャッチに90インチクラスの大型モニタープレゼンを際立たせる為、モノトーンで無機質な外観に仕上げました。
日本の展示会は詰め込み型になりがちですが、それを逆手にとったシンプルな余裕を感じさせるレイアウトが会場では独立した空間のようにセンセーショナルに浮かんでおり、大盛況な結果となりました。
【デザイナーより】
スタイリッシュさを何よりも優先して余計な要素を全てそぎ落としたデザインといたしました。
床はスーパーホワイトに拘りのあるクライアント様に合わせて若干光沢のある白の長尺シートを選定、一般的なパンチカーペットとは一線を画す高級仕様といたしました。
コーポレートカラーを目立たせる白、実機商材を目立たせる白ではなく、白い空間という白自体の力強さに焦点を当て、先進性やクリエイティブな印象を最大化させました。
バックのデザインは出力経師にて文字がランダムに並んだ大判出力で無機質な中にキーワードを散りばめて来場者に何のブースかを徹底的に刷り込ませました。
モニタータワーは3台を高さや角度を変えて繋げる等、シンプルだからこそディテールに拘った印象値の高いブースです。