イベント / 展示会ブース SDGs意識してますか?
リユース型ブースとは


持続可能な展示会ブース|環境への配慮

SDGs意識してますか?リユース型ブースとは

展示会ブースは、企業が自社の製品やサービスをアピールする重要な場です。
しかし、従来の展示会ブースは、大量の資源を消費し、廃棄物も多く発生させるという課題がありました。
地球環境への意識が高まる現代において、展示会ブースも持続可能なものへと変革していく必要があります。

こちらの記事では、持続可能な展示会ブースが必要とされる背景、その重要性について解説します。

環境負荷の現状
・展示会ブースの設営・撤去に伴う、資源の大量消費、廃棄物の発生、エネルギー消費といった環境負荷の現状を解説します。

社会的責任の高まり
・企業の社会的責任(CSR)が重視される現代において、展示会ブースにおいても環境への配慮が不可欠になっていることを解説します。

持続可能性への転換
・環境負荷を低減し、資源を有効活用する「持続可能な展示会ブース」への転換が必要不可欠であることを解説します。

定義と要素

では、「持続可能な展示会ブース」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
その定義と具体的な要素について解説します。

【持続可能な展示会ブースの定義】
・環境負荷をできる限り低減し、資源を有効活用し、社会的な責任を果たすことができる展示会ブースを指します。

主な要素

環境配慮素材の活用
・リサイクル素材、再生可能素材、植物由来素材など、環境負荷の少ない素材を使用する。

再利用・再構成可能なデザイン
・ 一度使用したブースを、別の展示会で再利用したり、一部を再構成したりできるようなデザインにする。

省エネルギー設計
・ LED照明の使用によりブースのエネルギー消費を抑制する設計にする。

廃棄物削減
・ 廃棄物をできる限り減らし、リサイクル率を高める取り組みを行う。

輸送効率の向上
・ ブースの搬入・搬出における輸送距離や輸送回数を減らす工夫をする。

素材選びのポイント

持続可能な展示会ブースを実現する上で、素材選びは非常に重要なポイントです。
環境負荷の少ない素材について詳しく解説します。

リユース部材
・組み込み式の部材を利用してパズルのように立て込む (例 : トラス造作やシステム造作)

リサイクル素材
・使用済みの材料を再利用した素材(例:リサイクル段ボール、リサイクルプラスチック)

再生可能素材
・植物など、自然由来の資源を原料とする素材(例:竹、木材、紙)

植物由来素材
・バイオマスプラスチックなど、植物由来の素材

FSC認証材
・適切に管理された森林から生産された木材

素材選択時の注意点
・素材の耐久性、安全性、コストなどを考慮しつつ、環境負荷の少ない素材を選ぶことが重要

再利用・再構成可能な設計

ブースのデザインも、持続可能性に大きく影響します。
再利用・再構成可能なブース設計について解説します。

リユース型ブース(モジュール式デザイン)
・ユニット化されたパーツを組み合わせて構成するデザイン。
 展示会ごとにパーツを組み替え、異なるデザインにすることが可能。

シンプルなデザイン
・複雑な装飾を避け、シンプルで汎用性の高いデザインにする。

デザインの長期的な視点
・短期的なデザインではなく、長期的な利用を前提としたデザインを心がける。

廃棄物削減とリサイクルの徹底

ブースの施工・撤去段階も、持続可能性を考慮すべき重要なポイントです。
廃棄物削減とリサイクルの徹底について解説します。

プレファブリケーション
・事前にブースの一部(新規木工造作部分等)を製作し、現場での作業を最小限に抑える。

分別徹底
・廃棄物を種類ごとに分別し、リサイクル率を高める。

再資源化
・廃棄物をできるだけ再資源化し、埋め立て処分量を削減する。

環境負荷の少ない輸送
・ブース資材の輸送には、環境負荷の少ない方法を選ぶ(例:共同輸送)。

グリーンな施工業者
・環境に配慮した施工を行う業者を選ぶ。

持続可能な展示会ブースの未来

持続可能な展示会ブースの取り組みは、まだ始まったばかりです。
今後、技術革新や社会意識の変化に伴い、さらに進化していくでしょう。

テクノロジーの活用
・ VR/AR技術を活用した仮想ブース、AIによる資源最適化など、テクノロジーを活用した新たな取り組みが期待されます。

サーキュラーエコノミー
・ブースの設計、製造、使用、廃棄のプロセス全体で、資源を循環させるサーキュラーエコノミーの考え方が重要になります。

協業
・出展者、主催者、施工業者など、関係者全体で協力し、持続可能な展示会ブースの実現を目指す必要があります。

消費者意識の変化
・消費者の環境意識が高まるにつれて、企業はより一層、持続可能な展示会ブースへの取り組みが求められるでしょう。

まとめ

持続可能な展示会ブースは、単なるトレンドではなく、企業が社会の一員として責任を果たすための重要な取り組みです。

環境負荷を低減し、資源を有効活用することは、企業のブランドイメージ向上にもつながります。

持続可能なブース作りへの一歩
・素材選び、デザイン、施工・撤去など、各段階で環境への配慮を意識し、持続可能な展示会ブースの実現を目指しましょう。

長期的な視点
・持続可能な取り組みは、短期的なコスト削減だけでなく、長期的な企業価値の向上に貢献します。

意識改革
・展示会に関わる全ての関係者が、環境への意識を高め、持続可能な展示会運営を推進する必要があります。
 持続可能な展示会ブースの取り組みは、まだ始まったばかりです。

今後、技術革新や社会意識の変化に伴い、さらに進化していくでしょう。

ジラフ計画のリユース型ブース

最後に、ジラフ計画の取り組みについてご紹介させていただきます。

ジラフ計画では以下の内容にてSDGsを意識したリユース型ブースをご提案させていただいております。

リユースPOINT① 木工壁面リースパネル

木工造作ブースは基本的に新規製作が主になります。
その中でも木工壁面リースパネルは業界的に使い回しが主流となっています。
ジラフ計画では、よくあるケースに合わせて

・高さについては、2.7m(2700mm)と3.6m(3600mm)
・ワイド(幅)については900mmと600mm 他寸法も在庫

等、様々なサイズの木工壁面パネルをリースでご用意しております。
展示会ブースでは壁面が全てのブースにとって必須要素となる為、大変重宝されています。
新規とリースで比べると仕上がりに若干の差異は発生いたしますが、
経師の貼り方(水貼り)等により新規とリースでも
遜色ないレベルまで押し上げるスキルがありますので、ご安心くださいませ。

リユースPOINT② 木工リース台

オーダーメイドで展示台を新規木工製作するとコストがかかるだけでなく、
撤去時の廃棄も大量に出てしまいます。
ジラフ計画では、お勧めの使い易い寸法の木工リース台をご用意しております。

ワイド(幅)900mm * 奥行450mm * 高さ900mm
カタログ開口付き/台中収納用けんどん扉付き
カラー自由選定可能

リース備品のユニットカウンターではチープ感が出てしまいますが、
木工リース台は仕上げ作業を毎回貼り直す為、新規と同じ見栄えになる為豪華です。

リユースPOINT③ トラス造作

ジラフ計画の所有する倉庫にてトラスを多数所有しております。

300角 黒トラス 500m分

通常のシルバートラスではなく高級感のある黒トラスとなり、
ブース全体が重厚感のあるイメージとなります。
同じくリユースアイテムの出力ターポリンとの相性もとても良いです。

他にも様々なリユース型ブースをご提案可能ですので、
年間ご出展計画における流用を含めたランニングコストを抑える方法等
ぜひお問い合わせくださいませ。

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